これからの家づくりは〇〇

ねもとです。

生活に関わるあらゆるものを対象に深刻な物価高騰が続いていますね。。
建築費においても高止まりの状況で、コロナ前と比べて2~3割程度はコストアップとなり、1000万円単位の大きな買い物であるが故お客様にとってはかなりの負担となっています。



 そんな中で、昨今建築費を賢く抑える工夫として「建物を小さくする」という選択が増えています。

<メリット>
①建築費、メンテナンス費が抑えられる
②光熱費が抑えられる
③固定資産税が抑えられる
④生活動線、家事動線がコンパクトにできる
⑤コミュニケーションがとりやすい
⑥移動距離が短いため老後も住みやすい

<デメリット>
⑦狭小地の建築の場合、お庭、駐車場・駐輪場スペースが取りにくい
⑧しっかり収納を取らないとものががあふれてしまう
⑨間取りに工夫が必要
⑩来客を招きづらい
⑪あえての”無駄”な空間がつくりづらい

小さなお家の1番のメリットはコストです。
①②③に関しては初期費用だけでなく、永く暮らしていく中で重視すべきランニングコストも抑えることができます。

ダイキンの調査によると、この暑い夏場でも3人に1人が電気代がもったいないという理由でエアコンを使わないそう。室内での熱中症は声をあげられないために人に気付かれにくく大変危険です。入院となれば1か月の電気代どころの金額では済みません。

建物の大きさだけでなく住宅性能も重要な役割を果たすわけですが、エアコン1台で家中の温度を快適に保つことができたら家族全員が住みやすく健康な暮らしが叶うのです。

④と⑥は、働き盛りの世代にもリタイア世代にも嬉しい産物。
(私たちはできれば新居では心も身体もゆったりとしていただきたいと思っていますが、)仕事に家事に育児に..と、何かと忙しい現代人は”いかに効率よく動けるか”を人と競うわけでもないのに求めがちです。

とある主婦の方から「それらはどうせやらなければいけないのだから効率よく済ませて、余った時間を大事に使いたいんだ」と聞いた時にはなんだか正解を知ったような気持ちになりました..!!!

お年を召すとだんだん身体に自由が利かなくなったり、ほんの数ミリの段差につまづくこともあります。移動距離が短く済むだけでも格段生活しやすくなります。ただし、車いすでの生活を考慮するとオールリニューアル等のリフォーム工事が必要な場合があります。
 
⑤に関しては現代の家族の在り方が反映されています。
ご相談いただくすべてのお客様から「どこにいても家族の気配が感じられる」「2階の部屋へ行くにはリビング階段を通って必ず顔をあわせるようにする」といったご要望をうかがいます。小さなお家は物理的にそのご要望を叶えることができ、特にお子様が小さいうちは目が行き届くので安心ですよね。
 

デメリットにおいては工夫次第で改善することができます。

源工務店でご新築いただくお客様のうち、お車を所有される割合は半々といったところ。車を持たない派のお声として、公共交通機関や自転車で用が足りる、遠出するときはレンタカーやシェアカーで十分とのこと。
勿論!、ビルトインガレージで駐車場を備えることもできます♪

⑧⑨はR+houseのアトリエ建築家が得意とする、暮らしのデザインに関わること。
空間が限られれば限られるほど、お部屋の広さよりも優先して収納を多めにとるべきです。あとから置き家具を配置することで圧迫感が生じてしまうため、なんとなくすっきりしません。

片付けが得意・不得意、今後の家族計画、、
これまでと今と将来の暮らしを見据えて予め持ち物の量や必要な収納量を予想し把握しておくと良いでしょう。

デッドスペースになりやすい階段下の有効活用、収納を兼ねる廊下、縦方向に空間を使うスキップフロア等、厳しい建築条件であればあるほど、土地と住まい手にあわせたプランニングが重要です。

また、広く明るく見せる工夫として明度高めのクロスを採用したり外と内をあいまいに繋ぐ間取りといった方法もあります。


源工務店は変形地や狭小地の建築を得意としています。
もし、所有する土地にコンプレックスやお悩みをお持ちの方はお気兼ねなくお問合せください☆☆☆

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【個性をカタチに、賢い家づくり。】
株式会社源工務店
R+house豊島区目白/アンビエントホーム目白
施工エリア:都内23区およびその周辺
TEL 03-3950-1611/FAX 03-3950-1748

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