ねもとです。
昨今、玄関ドアのスマートキー採用率は8割を超えています。
防犯性を高めたり、暮らしを便利にしてくれるスマートキー。その特徴やメリット・デメリットについてまとめてみます。
【住宅におけるスマートキーってなに？】
玄関ドアに「近づく・触れる」だけで解施錠できるシステムです。
具体的には、リモコン・タグ・カード・シール・暗証番号・専用アプリの操作・生体承認錠といった種類があります。
玄関ドア本体に内蔵されるセンサーと各スマートキーが双方で微弱の電波を送り合うことで解施錠できる仕組みになっています。
【スマートキーのメリット】
①鞄やポケットから鍵を探すことなくスムーズに操作できる
特に悪天候時や両手がふさがっている場合には簡単に解錠できて便利です。雨に濡れたり一度荷物を置いて鞄の底をガサゴソ..という煩わしい時間を省くことができます。
②高い防犯性
スマートキー採用の玄関ドアは鍵穴が見えないようになっています。
ピッキングされそうな場合、上下2ヶ所ある鍵穴のいずれかを破られたとしても設定時間内に両方解錠されないと自動的に施錠される仕組みが備わっています。
③閉め忘れ防止
うっかり玄関の施錠を忘れた時にも一定時間が経過すると自動で施錠されます。
気を付けたいのは、一定時間が経過する前の一瞬のすきを狙った空き巣もいること。日々の生活時間帯を入念に調査した上での計画的な犯行もあるため、急いでいる時こそ施錠を忘れずに。
④スマートキーをひとつ無くしてもネット購入可
新築時はスマートキーは数本をセットでお渡しします。
誰かがスマートキーを無くしたら、メーカーのオンラインショップで1つ～購入することができます。問屋を通さないことで手数料がかからずにご購入いただけます(送料別途)。
また、そのような場合はもう一度すべてのスマートキーの認証設定を行うことになり、その後、無くしたスマートキーでは解施錠できなくなる仕組みになっています。
【スマートキーのデメリット】
①締め出しに注意
スマートキーで番多いミスが締め出し。
ちょっとゴミ出しで外に..、玄関の掃除に集中していたら..。
スマートキーを”携帯”しているだけの生活に慣れてくると、鍵への意識がどうしても薄れます。外出する際は必ず身に着けておきましょう。
②玄関付近にスマートキーを置いておかない
誤作動の原因となるためセンサーのついた玄関ドアから3m以内の範囲にスマートキーを置かないよう気を付けましょう。
玄関付近に置いておくことで空き巣が侵入できてしまう可能性も。
過去にスマートキーを採用された弊社のOB様宅で、外から鍵が開けられなくなったとご相談がありました。原因は2階の居室、玄関から2mの距離に他のスマートキーを置いていたことでした。基本的にはそのような誤作動が起きないようシステムが組み込まれていますが、防犯性も含めて鍵の置き場にご留意ください。
③定期的に電池後悔が必要
使い方、頻度にもよるものの年に1回電池交換が必要です。
③暗証番号は3か月に1度再設定がおすすめ
長らく同じ暗証番号だと、油脂の付着やナンバーディスプレイに跡が残るなどして暗証番号がバレてしまう可能性があります。定期的にランダムな数字に変更するようにしましょう。
【後付けできるタイプもある】
ご新築時にスマートコントロールキーをご採用の時は、建物本体に配線をし予め100Vの電源を取ります。電池式もありますが、年に1度の電池交換が煩わしいこともありご新築時にはあまりおすすめしません。
住み始めてからスマートキーをつけたいあるいはリフォーム時につける場合には後付けできる電池式の設備があります。ネット通販で2～3万円程度で購入できます。
防犯性を高めてくれるスマートキー。
採用率も高いもののドア本体の価格も電気工事費用もかさむため、暮らし方や住まう地域性など総合的にご検討してみてください。
ちなみに私は日々”うっかり”が多い方なので恐らくスマートキーは向かず..つけるとしても後付けできるものを採用するかな？と思います(;^_^A
-----------------------------------------------------
【個性をカタチに、賢い家づくり。】
株式会社源工務店
R+house豊島区目白／アンビエントホーム目白
施工エリア：都内23区およびその周辺
TEL 03-3950-1611／FAX 03-3950-1748
-----------------------------------------------------
コメント
コメントを投稿