ねもとです。
すごく恐くて想像したくない話しをします。
私の知人に医療関係者と公務員職に就く人がいます。寒くなるとどうしても増える、お年寄り一人暮らしの孤独死。多くは郵便受けに何日分も新聞が溜まっているとか、約束していたのにインターホンに反応がないことで、おかしいな?と気付くそうです。
解錠して室内に入ると、荒らされた形跡はないものの姿が見えない。
浴室へ向かうと水を含んで身体中が膨れ上がって亡くなっていた、いわゆる溺死です。いくら冬とはいえ発見が遅れればにおいも虫もひどく、見るに堪えない姿になってしまうそうです。
環境にいい家づくり、省エネなんて言葉が知れ渡ったのは最近で、まだまだ日本には低気密低断熱のお家がたくさんあります。暖房費用を節約するためにジャケットや帽子をかぶりコタツで暖まる、そのような景色はまだまだ多く見受けられますよね。
上記のようにお家の中で亡くなる理由の大きな原因として、ヒートショックが挙げられます。
お年寄りだけでなく若い方でもヒートショックが原因でケガをしたり命を落とす可能性があります。自分や家族の健康を守るためにお早めに室内の寒さ対策をお願いします。
とはいえ、高齢者に多いヒートショック。関連するデータからご紹介します。
厚労省の「人口動態調査」によると65歳以上の不慮の事故を死因別に比較してみると、一番多いのが「転倒・転落・墜落」、次に「窒息」、その次に「溺死、溺水」と続き、それぞれ交通事故による死亡者数を超えています。
昨今高齢者ドライバーのいたたましい事故を数多く目にしますが、いずれも3~4倍ほどの割合であることが分かります。
このうち「溺死・溺水」の中で約8割が浴槽内での事故。
さらにその中では家や住居施設内での事故が9割を占めています。
令和3年のデータでは、家や住居施設内の浴槽における死亡者数が5,072人。うち65歳以上の高齢者が4,750人で9割以上を占めています。
参考:消費者庁 別添 高齢者の事故に関するデータとアドバイス等より主にヒートショックによる救急搬送は、11月から2月の冬場に多くなります。
最近は北海道で冬の訪れを知らせる雪虫の大量発生がニュースになり、昨今の異常気象もあって夏と冬、暑いと寒いの二極化→四季から二季へと変化しつつあります。
「まだそんなに寒い時期でない」「気温もそこまで下がっていない」実はこの時期こそ油断できません。LDKは足元を温めるためヒーターをつけたり電気カーペットを出し始める時期。しかし、廊下やトイレ洗面脱衣室は寒いので移動すると急激な温度差が身体に負担となってしまうのです。
本格的に冬を迎える前に寒くなりがちなトイレや洗面脱衣室を温める工夫と、普段からなるべく健康でいられるための身体づくりを心がけましょう。
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