地震に強い家づくり

ねもとです。

能登半島地震から1か月弱が経ちました。
防災に対する意識がさらに高まりましたが、これから家を建てる方や築年数の経過したお家にお住まいの方は特に心配ではないでしょうか。

住宅ローンを借りる場合、たとえ今回のような震災で建物が全壊した・住める状態ではなくなったとしてもローンは残ります。これは住宅ローンが「住宅があることを保証するサービス」ではなく「住宅を購入するための支払い」だからです。
少し残酷な言い方をしてしまえば、買ったもの(住宅)をどうしようと所有者の自由であり、故意でなくても壊れてしまった住宅を元通りにする義務は誰にもありません。

免除とはなりませんが救済措置はあります。しかし、まだまだローンの支払いが残る状態で新たに住宅を購入となると二重ローンになるため大変大きな負担となります。

その際には任意加入の地震保険で補う/被災者生活再建支援法の給付金で補うといった方法が検討されます。地震保険は単体では加入できず火災保険とセットで加入する商品ですので、住宅購入時の火災保険選びは補償内容と金額をよく比較検討しましょう。

建物の「形」で考えると、
正方形や長方形といったより均等が取れた四角形なお家ほど地震や強風の時に踏ん張りが効くとされています。真四角に近いほどバランスよく力が分散されるイメージです。


とはいえ敷地形状や建築条件、暮らし方、デザイン性等様々な理由で上下階の形が異なるお家や大きな窓のあるお家ももちろんあります。構造計算をしたり耐震等級3を取得するといった方法で地震に強く安全なお家づくりは可能です。


源工務店では、より地震に強い家を目指すため制震装置を標準仕様にしています。
商品紹介ページ:MER SYSTEM

小さな揺れから効果を発揮し、揺れの40%~48%を吸収します。大きな道路沿いの敷地でも風が強く吹くエリアでも建物の揺れを軽減してくれる優れもの。

車好きの方ならご存知、ヤマハモーターハイドロリックシステム株式会社がサスペンションの技術注ぎ込んで開発した制震ダンパーです。

新築もしくはフルリフォームで壁まですべて剥がす工事にのみ設置できて、途中でつけることができません。1戸あたり10~12本取り付けます。

2016年の熊本地震における実績もありますので、ぜひ紹介ページの動画をご覧ください。


2011年の東日本大震災から12年経ちますが、令和3年までに仮設住宅が解体されるまで自宅に帰ることができずにお住まいだった方もいらっしゃいます。
万が一の時はメンタルケアが欠かせません。我が家に住み続けられることは心の大きな支えになります。

地震大国の日本、30年以内に70~80%の確率で起きるといわれている南海トラフ巨大地震。確率からしていつか起きるではなくいつ来てもおかしくありません。

ご来店いただいた際には、実際に取り付けるもののサンプルがございますのでぜひお手に取ってご覧ください。

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【個性をカタチに、賢い家づくり。】
株式会社源工務店
R+house豊島区目白/アンビエントホーム目白
施工エリア:都内23区およびその周辺
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