『光』を意識していますか?

ねもとです。

生活の中で、照明の色味を意識したことはありますか?

こちらは大光電機カタログの抜粋です↓
参考:D.LIGHTING STYLE2023より

「K(ケー)」とは色温度を示すケルビンという値ですが、まずは難しいことは考えずに、知っておくと何かと便利な光源色の種類や効果についてお話しします。

参考:D.LIGHTING STYLE2023より

光源色とは簡単に言えば色合いのこと。
上記のとおり5種類あり、左の「昼光色」から右の「電球色」にかけて照明の色合いは白色→オレンジ色になっていきます。それに伴いKで示す色温度の数字も小さくなっていきます。

【昼光色】→青白い
スッキリとした青白い色味。
脳を覚醒させて眠気を覚ます効果が期待でき、オフィスや教室など集中して作業したり勉強するような空間に向いています。長時間使用すると目が疲れやすくなることがあるので注意が必要で、寝室には不向きです。

【昼白色】→白い
昼間の太陽光に近い色味。
洗面やクローゼット、キッチンの手元など、肌や衣類、食材本来の色を確認したい空間におすすめです。昼光色よりは少し青みがやわらぎ、リラックスしつつ集中したい勉強部屋なんかにも向いています。

【白色】→少し白い
満月の光に近い、自然な明かりの色味。
昼白色より目に優しい感じですが、普通に生活を送る中で昼白色と白色の照明をこだわって使い分けることはほぼありません。

【温白色】→少しオレンジ色寄り
昼白色と電球色の間、白色とオレンジ色の中間の色味。
オレンジ色の電球色より少し明るくなります。リラックスしすぎない、集中しすぎず落ち着いた空間にしたい場合におすすめです。

【電球色】→オレンジ色
住宅の基本照明器具はこの電球色、オレンジ色で揃えます。
住まいは家族の憩いの場、安らぎの場であり、夕焼けをイメージさせる目に優しい電球色はリラックス効果もあり大きな役割を果たします。

睡眠ホルモンのメラトニン分泌を低下させるのが昼光色や昼白色の白い色。
という訳で、寝室の照明にはメラトニン分泌に影響しない電球色が最も向いていて、目が疲れにくい色でリラックスしてよく眠れる空間を演出します。

また、オレンジ色は温かみを演出するので寒い地域や寒い時期には特に効果を感じられることでしょう。

演色性がある点で食卓にもおすすめです。
ダイニングテーブルの上にペンダントライトをつける照明計画の場合、電球色にすることで食べ物がおいしく見える効果があります。
参考:D.LIGHTING STYLE2023より



これら光源色を意識した生活は、例えば、
・お子様の生活リズムを作る一役を担う
・在宅ワークで1日中家に居る場合でも気持ちの切り替えがしやすくなる
・住まいのデザイン性を高める など

といった様々な効果を得ることができます。
尚、光源色はあくまで色合いのことで明るさ(照度)とは異なります。


子どもが夜更かしばかりする、、
在宅ワークがなんだか集中できない、、
そんなお悩みをお持ちの方は照明器具を変えてみるのもいいかもしれません。

光の強さを調整する『調光』、光の色を調整する『調色』。両方の機能を持つ調光調色タイプの照明器具もたくさんありますので、GWに思い切って買い替えてみてはいかがでしょうか♪
 
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