ねもとです。
少しずつ肌寒さも感じるようになってきましたが、まだまだエアコンが活躍する日々。度々ある緊急のお問合せ『エアコンの室内機から水がポタポタ垂れてきた!』について、すぐできる応急処置をご案内します。
まずは、エアコン室内機から水がポタポタ垂れてきたら、
☑エアコンのスイッチをOFF
☑コンセントを抜く
→垂れた水で漏電し火災に繋がる可能性を考慮して、スイッチを切ってからコンセントを抜きましょう。
さて、
エアコンから水漏れする主な原因はドレンホースにあります。
エアコン稼働中に発生した結露は本来屋外のドレンホースを通って排出されますが、ホースの詰まりや何らかの不具合でエアコン本体から水が垂れてきてしまいます。
①ドレンホースの詰まり
ホース内に結露と一緒に流れてきた汚れやホコリ、落ち葉、砂、小さな虫など異物が混入して詰まってしまう場合があります。掃除機や柄の長い掃除用具を駆使して詰まりを取り除くことが可能ですが届かない場合には業者に依頼しましょう。
また、最近は市販の防虫キャップをつける方も多いですが、排水出口が狭まることで詰まりやすくなります。こまめに外して掃除してみてください。
②ドレンホースの勾配がわるい
本来ドレンホースは自然に水が流れるよう、ゴミの付着や虫の混入を予防する意味も含め地面につかないよう先端を下向きに取付けます。
ホースの先端が上向きだったり、途中で傾斜がある状態だとスムーズな排水ができません。
③ホース先端の不具合
ホース先端がプランターなどで塞がれていたり地面に埋まっていないか確認しましょう。尚、基本的に室外機の周りは十分なスペースを空けることが望まれます。植木や物によって熱交換器の放熱や蓄熱の効率が下がるためです。
夏場は庇や緑のカーテンなどで直射日光を遮ることもおすすめです。
室内機のどこから水が漏れているかによっても解決法が検討できます。
■エアコンと壁の間からの水漏れ
→本体とドレンホースの接続に原因があるかもしれません。
使用している間に振動などで接続部分が歪んだり抜けて内部の水がうまく排出されず壁を伝って漏れてしまっている可能性が高いため、迷わず業者に点検を依頼してください。
■室内機の吹き出し口から水漏れ
・吹き出し口片側から水が漏れている場合、エアコン本体が傾いて固定されている可能性が考えられます。業者に依頼して設置し直してもらいましょう。
・吹き出し口中央から水が漏れている場合、ドレンホースの詰まりや歪みが原因で、結露で発生した水の逆流が考えられます。「①ドレンホースの詰まり」をご参照ください。
・ルーバーからの水漏れは故障ではなく、冷房で発生した結露がルーバーを伝って落ちている場合があります。一旦風向きを変えてルーバーを上向きにして水が垂れてこないか確認してみましょう。
エアコン稼働時、本体内部では熱交換を行い結露が発生します。
室外機の周りに水溜まりができる理由は結露で発生した水を外に排出しているので問題ありません。フィルターが汚れていると結露が起きやすく水分量も増えて水漏れしやすい状況になってしまうのでこまめにお掃除してくださいね♪
そろそろ夏の出番は終わりに近づいてきましたが、あっという間に冬になり暖房時期を迎えます。必要な時にトラブルなく使用できるよう日々のメンテナンスをしっかりしておきましょう。
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