「質の高い住宅ストック形成に関する省エネ住宅への支援(仮称)」改め【子育てエコホーム支援事業】

ねもとです。

少々出遅れてしまいましたが(汗)、
こどもエコすまい支援事業の継続事業「質の高い住宅ストック形成に関する省エネ住宅への支援(仮称)」改め、【子育てエコホーム支援事業】が2023年11月14日に国交省から発表されました。

現在も交付申請受付中の「先進的窓リノベ事業」、「給湯省エネ事業」の後継事業も含まれる補助金制度で、その目的や申請ルールもおおよそ引き継がれるものであります。


重要な補助金額についてですが、
【新築】
★長期優良住宅・・100万円/戸
★ZEH住宅・・・・80万円/戸

尚、上記においては以下の条件をすべて満たす必要があります。
①長期優良住宅またはZEH住宅であること
②子育て世帯(H17.4.2以降出生の18歳未満の子を有する世帯)または若者夫婦世帯(夫婦いずれかがS58.4.2以降出生の39歳未満の世帯)
③住戸の延べ床面積が50㎡以上240㎡以下
④土砂災害特別計画区域または災害危険区域に立地しない

※長期優良住宅”相当”の建物では補助金を受けられません。
認定を受け、認定書や証明書が発行されることが必須ですのでご留意ください。


【住宅のリフォーム】リフォームの場合は対象世帯の制限が広がります!
★子育て世帯、若者夫婦世帯・・上限30万円/戸
★その他の世帯・・・・・・・・上限20万円/戸

以下の条件を満たす場合は上限額が引き上げられます。
★子育て世帯、若者夫婦世帯が既存住宅購入を伴う場合・・上限60万円/戸
★長期優良リフォームを行う場合
→子育て世帯、若者夫婦世帯・・上限45万円/戸
→その他の世帯・・・・・・・・上限30万円/戸

戸建だけでなくマンションも対象となりますが詳細は施工会社にご確認ください。
1申請、合計補助額が5万円未満の場合は申請できませんのでご注意ください。


リフォームの工事内容は以下のとおりです。
★開口部の断熱改修
・ガラス交換
・内窓設置
・外窓交換
★外壁、屋根・天井または床の断熱改修
★エコ住宅設備の設置(節水トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、節湯水栓、太陽光熱利用システム、蓄電池)
★子育て対応改修(ビルトイン食洗機、掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロ、浴室乾燥機、宅配ボックス)
★防災性向上改修
★バリアフリー改修(手すりの設置、段差解消、廊下幅等の拡張、衝撃緩和畳の設置)
★空気清浄機能・換気機能付エアコンの設置
★リフォーム瑕疵保険等への加入

各工事内容の詳細はコチラ(参照:国交省「子育てエコホーム支援事業の内容について)


事業概要と大まかな手続きスケジュールは国交省HPの資料をご参照ください。


尚、新築は令和5年11月2日以降に基礎工事よりあとの工事の着手すること、
リフォームは令和5年11月2日以降に工事着手するものが対象物件となります。

申請手続きは事業者のみで建て主(施主)様が直接申請することはできません。工事請負契約の前に対象物件であるか、受けられる見込みの補助額や申請手数料等お早めにご確認ください。

今後公表される情報もありますので随時お知らせして参りますが、今のところ交付申請は令和6年3月下旬からの予定で今回も交付申請の予約が可能、予算到達次第で終了します。

残念ながら建築資材や設備は依然値上がりが続き下がる見込みがありません。このような補助事業や住宅ローン減税制度等を上手く組み合わせておトクな家造りを目指しましょう。

-----------------------------------------------------
【個性をカタチに、賢い家づくり。】
株式会社源工務店
R+house豊島区目白/アンビエントホーム目白
施工エリア:都内23区およびその周辺
TEL 03-3950-1611/FAX 03-3950-1748

----------------------------------------------------- 

コメント