ねもとです。
Merry Christmas !!
今日はクリスマス本番ですが週末にイベント事を済ませた方が多いのではないでしょうか。クリスマスを過ぎるとあっという間にお正月モードになるわけですが、年末年始は家族時間が増えてマイホーム購入を考え始めるタイミングでもあります。
住宅購入にはいくつか選択肢がありますが、
”「戸建て」と「マンション」どちらがいいのか？”は暮らし方によって異なります。
そもそも戸建てとマンションにはそれぞれの特徴があり、自分たちが優先したいポイントを見極めて選択する必要があります。
・立地、利便性：マンションは通勤通学、買い物や通院にも便利な駅近に建てられることが多く、戸建ては駅から徒歩15分程度の落ち着いた環境に建てられることが多い。立地や利便性重視ならマンション、環境重視なら戸建てがお勧め。
・間取り、広さ：マンションは集合住宅のためコンパクトで効率的な間取りになっている。階段がなくワンフロアで生活できる点は大きなメリット。リノベーションをする場合は配管や梁の位置等変更できない部分もあり戸建てに比べて自由度は低い。また、スペースが限られるため仕事スペースとプライベートスペースを分けるのが難しい。
戸建ては敷地の許容範囲内で広さや自由な間取りを実現できる。年齢を重ねると階段の上り下りが辛くなる可能性が高く将来を見据えた計画が必要。リフォームでバリアフリー対応にすることも間取りの変更も自由がききやすい。
・セキュリティ、管理：マンションは自主管理でなければ管理会社が一括して担う。オートロックや防犯カメラ、警備員の巡回やホームセキュリティ等小さなお子様やお年寄りのいるご家族が安心して暮らすためにはとても心強い。共有部の清掃、メンテナンスも任せることができる。
昨今は戸建てのホームセキュリティ普及率も高まってきているものの、すべて自主管理。庭の手入れや屋根外壁等の定期的なメンテナンスもすべて建て主が行う。一般的にセキュリティの面ではマンションが有利。
・設備関係：新築マンションにおいては戸建てに引けを取らない比較的新しい設備が導入される傾向にある。インターホン、エレベーター、オートロック等の一部設備は共有部分として自由に取り替えられないものがあり管理会社に報告、確認が必要。毎月集金される「修繕費」で賄う。工事が生じる際にも事前申請をしてお住まいの方々へ周知する。
戸建てに採用する設備は住まい手が決めることができる。メンテナンスや交換においてはすべて自己負担。太陽光パネルは戸建てだから採用できる設備。
・近所付き合い、ごみ出し：マンションは24時間好きな時間にごみ出し可能なところが多く曜日まで保管しておかなくてよいメリットがある。またそのスペースの清掃も管理会社が行ってくれる。賃貸ほどではないものの人の入れ替わりがあり、必要以上の近所付き合いは気にしなくてよい。大きな規模のマンションになると子ども向けのイベントを開催したり交流の場が設けられることもある。
戸建ては決められた日時に指定の場所にごみ出しが基本で、集積所の管理を当番制で回す地域もある。定住すればご近所付き合いは一生続き、都内だと役所から町内会への加入が推進されており、密なコミュニケーションが必要となってくる。子育て世帯にとっては多くの大人が見守ってくれるので安心感がある。
代表的なポイントを挙げてみましたが、家族のライフスタイルによってどちらが向いているかは異なります。
購入価格で戸建てとマンションを比べるのは難しいものの、どちらも買ったら終わりではありません。マンションは住宅ローンとは別に毎月「修繕積立費」が集金されます。ローンを完済したあとも住み続ける限りは必要です。
戸建ては住まい手が時期を選べる自由があるものの、永く安心して住み続けるためには定期的なメンテナンスが要ります。例えば建てて10年後にエアコンや給湯器の交換、15～20年後に外装のメンテナンス、30年後には水回り設備の交換やバリアフリー対策が挙げられます。
これまでの日本の戸建て住宅は30～35年で建替えられていてなんとなくそれが当たり前なんじゃないかと思いがちですが、長期優良住宅や低炭素住宅などの「認定住宅」は、200年持つ家を目指してルールが定められています。コンクリートでできたマンションの方が長持ちするイメージがありますがどちらも長持ちする構造に変わってきています。
将来の「売りやすさ」を考えるとマンションが有利な場合が多く、戸建ては建物は減価償却により価値がほぼゼロになっても土地の価値が残ります。上記のような「認定住宅」であれば国が定める基準を満たすため建物においても資産価値が下がりにくいというメリットが得られます◎
マイホーム購入はどれだけ知識を持っているかが重要です。
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